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大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

[1日1カクテル337杯目]スィッセス① suissesse (火, 13 4月 2021)
[1日1カクテル337杯目] 「フレンチマティーニ」、「リトルイタリー」となんとなく国名が続いたので今日も国名っぽいものを。  《スィッセス① suissesse》 ●スタンダードレシピ ・アブサン3/4 ・アニゼット1/4 ・卵白1個分 →シェーク アブサンとアニゼットの2つのアニス系リキュールを卵白で割ったシンプルなレシピ。 卵白を加えることによって、アニス系の香りが和らぎます。 スィッセス(suissesse)とはフランス語で「スイス人」という意味があります。 誕生には諸説ありますが20世紀初頭にスイス人の方が朝にアブサンのミルク割りを飲んでいるのを見たバーテンダーが考案したと言われています。 今でもモーニングカクテルという位置付けらしいです。 朝からアブサンというのも凄いですね。 アブサンはアルコール度数が高いものが多いです。 Bar彩月庵に置いてあるアブサンも60度をこえています。 海外では今でも迎え酒の文化が色濃く残っています。 レッドアイなども迎え酒のひとつだと言われています。 スィッセスは「朝ごはんカクテル」なだけに色々とレシピがあります。 これから数日に渡って、いくつかスィッセスのレシピをご紹介していければ思います。 それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル336杯目]リトルイタリー little Italy (Mon, 12 Apr 2021)
[1日1カクテル336杯目] 先日の「ドルチェ&バナーナ」のイタリア続きで、こちらのカクテルをご紹介です。  《リトルイタリー LittleItaly》 ●スタンダードレシピ ・ライウイスキー1 1/2ショット ・スイートベルモット3/4ショット ・チナール1/2ショット →ステア マンハッタンの派生系カクテル。 海外のレシピが一般的なので、分量表記がわかりづらいです。 1ショット=30mlです。 マンハッタンの味を引き締める「アンゴスチュラビター」の代わりにチナールというハーブリキュールを使っています。 チナールにする事によってマンハッタンとは違う複雑味を持ちます。 さらにマンハッタンはアルコール度数の高いカクテルとしても有名ですが、チナールを使い度数が下がり飲みやすくなります。 チナールはイタリア産の「アンティチョーク」をメインに13種類の材料を使ったハーブリキュール。 カンパリ社が作っています。 本国イタリアで人気の高いお酒です。 さて、このカクテルの誕生は2005年の事。 ニューヨーク州マンハッタンのBAR「ペグクラブ」というお店のオープニングメニューとして、「オードリーサンダース」さんが考案したといわれます。 カクテル名の「リトルイタリー」とは小さなイタリア人という意味ではなく、マンハッタンにある、イタリア人が多く集まる場所の地名です。 このペグクラブは有名なお店で、世界トップレベルのBARだと言われていました。 2017年にはインターナショナルバーショーにペグクラブにいた女性バーテンダーの方がゲストとして参加したこともありました。 ですが昨年アメリカでのコロナ禍、ペグクラブも休業を余儀なくされ、さらに出されたガイドラインを順守する方が難しく、オードリーサンダースさんは休業から戻ることなく、永遠にペグクラブの扉を閉じることを決めたそうです。 BAR業界としてはコロナ禍に伴う大きな損失ですね。 営業時間は短いですが、Bar彩月庵に限らず、馴染みのBARに顔を出していただければと思います。 それが、BAR文化が繋がる一歩となりますので。 それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請により17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル335杯目]フレンチマティーニ French martini (Sun, 11 Apr 2021)
[1日1カクテル335杯目] 今日ご紹介するのはカクテルの王様マティーニがついたカクテル。  《フレンチマティーニ French martini》 ●スタンダードレシピ ・ウォッカ50ml ・シャンボールリキュール15ml ・パイナップルジュース25ml →シェーク もはや「マティーニ」とは何か分からなくなってくる「マティーニ」のアレンジ。 とてもフルーティーなこのカクテルは1980年代にニューヨークのレストラン王と称される「キース・マクナリー」さんが手がけるお店で誕生したといわれます。 1980年代には様々なマティーニが誕生しました。 フルーツを使った「フルーツマティーニ」、 チョコレートを使った「ショコラマティーニ」、 コーヒーを使った「エスプレッソマティーニ」などなど。 三角形のマティーニグラスに入れたカクテルならなんでも「マティーニ」と呼んで良いという風潮があったようです。 使っているシャンボールリキュールはフランス産のベリーリキュール。 ルイ14世の時代からある歴史の古いお酒です。 ラズベリーやブラックベリー、バニラ、蜂蜜などを使っている、濃厚な味わいです。 春の陽気の中、フルーツな一杯をぜひお楽しみください。 それでは今晩も良いお酒を。 本日日曜日は定休日となっております。 また明日からよろしくお願いします。
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[1日1カクテル334杯目]ドルチェ&バナーナ Dolce and banana (Sat, 10 Apr 2021)
[1日1カクテル334杯目] 最近、めっきり「香水」と会う曲を聞かなくなりましたね。 去年の年末まではいたる所で聞いていたのですが・・・。 そこで今日ご紹介するのはこちらです。  《ドルチェ&バナーナ Dolce&banana》 ●レシピ ・クリームリキュール30ml ・ココナッツリキュール15ml ・ホワイトカカオリキュール15ml ・バナナ1/3本 →ミキサーで混ぜる このカクテルの名前は「ドルチェ&バナーナ」。 はい、皆さんのご想像の通り世界的に有名なブランド「ドルチェ&ガッパーナ」のダジャレですね。 今日のレシピは「カクテル図鑑」とカクテルブックに掲載されていました。 調べてみると、「香水」が流行る前からこのダジャレを思いつく方が多いようで、日本国内のみならず海外でも同名のカクテルを見かけました。 レシピはどれもバラバラです。 バナナリキュールを使うもの、バーボンにリンゴを漬け込んだものを使うもの(これはドルチェ&バナーナマンハッタンという名前でした)、他にもスパイスなどを使ったカクテルなど色々とありました。 Dolceはイタリア語で「スイーツ」の意味があります。 ですので、カクテルとしても作りやすい名前です。 ドルチェ&ガッパーナが誕生したのが1985年。 それから、どれだけの数の「ドルチェ&バナーナ」が誕生したのでしょかね? それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴う17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル333杯目]スリーストライプス three stripes (Fri, 09 Apr 2021)
[1日1カクテル333杯目] 今日のカクテルで1日1カクテルも333杯目です。 そこでご紹介するのはこちらです。  《スリーストライプス three stripes》 ●スタンダードレシピ ・ジン2/3 ・ドライベルモット1/3 ・オレンジスライス3枚 →シェークする ジンとドライベルモットに加えオレンジスライスを一緒にシェークするカクテル。 マティーニやブロンクスにも似たレシピのカクテルです。 マティーニにオレンジスライスを加え、甘さと酸味が合わさった一杯です。 最近のレシピを見ていると、オレンジスライスをオレンジジュースにして2:1:1にしているものも見かけます。 このレシピだと「ブロンクスドライ」にそっくりなカクテルになります。 ブロンクスドライはジン、ドライベルモット、オレンジジュースを3:2:1としたレシピです。 元々、ジン、ドライベルモット、スイートベルモット、オレンジジュースを使った「ブロンクス」からスイートベルモットを抜いたカクテル。 結果的にブロンクスドライとスリーストライプスが同じようなレシピになってしまいました。 海外では「ブロンクスドライ」はあまり知られていないようなので、このようになったのかなと思います。 今となってはシェーカーの中にオレンジスライスを入れて、一緒にシェークするカクテルは珍しいのですね。 やはり、スリーストライプスのポイントはオレンジスライスかと。 ちなみに、このオレンジスライスを入れてシェークするというレシピは「サヴォイカクテルブック」に掲載されています。 それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル332杯目]バックスフィズ  (Thu, 08 Apr 2021)
[1日1カクテル332杯目] 昨日に引き続き、シャンパンとオレンジジュースを使ったカクテルをご紹介❗️  《バックスフィズ Bucks fizz》 ●スタンダードレシピ ・オレンジジュース ・シャンパン →氷と共に材料を混ぜる。 ミモザと同じレシピというか、ほとんど同じレシピのカクテル。 このカクテルの始まりは「ミモザ」と同じです。 カクテルホントのうんちく話によると、 19世紀末、ボランジェというシャンパンメーカーが女性のお客さんから強すぎるとクレームが入り、オレンジジュースで割って作ったのが始まり。 その後、富裕層の女性の中で人気になりました。 当時はまだ「シャンパーニュ・ア・オランジュ(シャンパンのオレンジ割り)」と呼ばれていました。 その後、フランスに残りこのカクテルはミモザとなりました。 「シャンパーニュ・ア・オランジュ」はイギリスにも知られるようになりました。 イギリスの「ハーバード・バックマスター大佐」が第一次世界大戦が終わった1919年に開いた会員制クラブ「バックス」に紹介しました。 この頃はまだ「ボリンジャー・オレンジ」と呼ばれていましたが、1930年までにはバックスクラブのバーテンダー「マクガリー(マラシー、ポール、パットさんなど諸説あります。)」さんによって、クラブの名前を冠した「バックスフィズ」という名前になったそうです。 フランスの頃から名前がつけられた頃までは、シャンパンとオレンジジュースに加えて、グレナデンシロップなども入っていたそうですが段々と簡略化されていきました。 オレンジとシャンパンの香りが合わさった一杯をぜひお楽しみくださいませ♪ それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル331杯目]ミモザ Mimosa (Wed, 07 Apr 2021)
[1日1カクテル331杯目] 昨日に引き続きこの時期の花の名前が付いたカクテルのご紹介です。  《ミモザ mimosa) ●スタンダードレシピ ・シャンパン1/2 ・オレンジジュース1/2 グラスの中で混ぜる 春のこの時期、黄色い小さな花をたくさん並べるミモザ。 世界的にも愛されている花の一つです。 シャンパンを使ったカクテルの中で最も有名かもしれませんね。 「カクテルホントのうんちく話」によると、 19世紀末、ボランジェというシャンパンメーカーに訪れた女性に試飲用のシャンパンを出したところ、強すぎるとクレームがあったそうです。 そこで、バランジェは飲みやすくする為にオレンジジュースで割ってお出ししたそうです。 この優しい味わいになった一杯はフランスの富裕層の女性たちの間で人気が広まっていったそうです。 当時は「シャンパーニュ・ア・ロランジュ(シャンパンのオレンジ割り」というあまり飾り気のない名前でした。 その後一説によると1925年頃までにはパリのリッツホテルで黄色い花にちなんだ「ミモザ」という名前で作られていたそうです。 遅くても1933年にフランク・マイヤーさんが出した本にはシャンパンに半個分のジュースを加えるレシピが紹介されていたそうです。 爽やかな陽気のこの季節、明るい時間から「ミモザ」を楽しんでみるのはいかがでしょうか? それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル330杯目]マグノリアブロッサム magnolia blossom (Tue, 06 Apr 2021)
[1日1カクテル330杯目] 春になり色々な花が咲いていて、街中を歩いていても楽しくなりますね。 そこで今日ご紹介するのはこちらです。  《マグノリアブロッサム magnolia blossom》 ●スタンダードレシピ ・ジン2/4 ・レモンジュース 1/4 ・生クリーム1/4 ・グレナデンシロップ1dash マグノリアとは泰山木(たいさんぼく)やモクレンなどの総称です。 マグノリアは太古から生えており、大きくて丈夫な花弁は蜂が誕生するよりも昔、甲虫に花粉を運んでもらうために進化していったそうです。 世界的にも人気がある花で次々と新種が誕生しています。 アメリカのミシシッピ州、ルイジアナ州の州花に制定されています。 特にミシシッピ州は植えられている花の数も多く「マグノリアの州」とも呼ばれているそうです。 モクレンは木蘭や木蓮と漢字で書きますが、蘭に似ているので、「木蘭」。 いやいや蓮に似ている、だから「木蓮」。 といわれて漢字を当てられたようです。 蓮の花ににているのでお寺によく植えられていることが多いですね。 さて、このマグノリアブロッサム。 このカクテルはバーテンダー泣かせ。 料理をする方はお気づきかと思いますが乳製品にレモンなどの酸味を加えると凝固します。 チーズを作る要領ですね。 作る時は小さめのシェーカーで氷を多めに入れて迷いなく一気に混ぜるのが大事になります。 技術が必要なカクテルですね。 上手くできると生らかでクリーミーながらサッパリとしたカクテルに仕上がります。 生クリームに酸味を加えるカクテルはあまりないので、ぜひお楽しみくださいませ。 それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル329杯目]トロント Toronto (Mon, 05 Apr 2021)
[1日1カクテル329杯目] 昨日ご紹介したハンキーパンキーと同じように「フェルネットブランカ」を使ったカクテルのご紹介です。  《トロント Toronto》 ●スタンダードレシピ ・ライウイスキー ・フェルネットブランカ ・砂糖 →グラスの中で混ぜる オールドファッションドにフェルネットブランカを加え苦味を足した様なカクテル。 甘さが少なくドライに仕上がっています。 大人な味わいですね。 トロントとはカナダにある都市の名前です。 元々このカクテルはフェルネットカクテルと呼ばれていました。 最初にカクテルブックに掲載されたのは1922年に出版されたロバート・ヴァルネールさんのカクテルブックだそうです。 この頃からトロントで人気の高いカクテルだと言われており、のちにブースビーさんという方が「トロントカクテル」として紹介されて広がっていきました。 この頃はウイスキーとフェルネットブランカが同量でした。 段々と今のような分量に変わっていきました。 使うウイスキーは「ライウイスキー」とされていますが、名前からしても「カナディアンウイスキー」を使いたいところです。 それでは今晩も良いお酒を。 埼玉県営業時間短縮要請に伴い17:00〜21:00の営業となります。 何卒ご了承ください。
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[1日1カクテル328杯目]ハンキーパンキー Hanky pankv (Sun, 04 Apr 2021)
[1日1カクテル328杯目] 今日は女性が使ったカクテルのご紹介です。  《ハンキーパンキーHanky panky》 ●スタンダードレシピ ・ジン1/2 ・スイートベルモット1/2 ・フェルネットブランカ2dashes →ステア ジンアンドイットやマルチネスに似たカクテル。 フェルネットブランカのハーブの香りがいい塩梅に調和しています。 クラシカルな味わいのカクテルに仕上がっています。 ハンキーパンキーとは「不正」「ごまかし」を意味し転じて「浮気」の意味があります。 なぜ「ハンキーパンキー(hanky panky)」が不正の意味になるのかを調べてみたのですがわかりませんでした。 hankyはハンカチという意味ですがpankyはパンキーさんという意味が出てきました。 ハンカチパンキーとなりますね。 ハンキーパンキーには手品の意味合いを待つときもあるらしく、もしかしたらハンカチパンキーというマジシャンがいて、そこからの意味かいなのかもしれないですね。 さて、このカクテル。 誕生したのは20世紀初頭の事。 ロンドンのサヴォイホテルの女性バーテンダー「エイダ・コールマン」さんが考案しました。 サヴォイカクテルブックにも掲載されているので1930年までには作られています。 当時は女性バーテンダーが珍しかった頃です。 彼女はチーフバーテンダーの立場まで上がっています。 カクテルの歴史を調べてもあまり「女性バーテンダー」は出てきません。 歴史的に見ても素晴らしいバーテンダーですね。 さて、この優れた女性バーテンダー「エイダ・コールマン」さんがなぜ「不正」「ごまかし」しいては「浮気」という名前のカクテルを作ったのでしょうか? 色々と意味深ですね。 今となっては真相はわかりませんがね。 それでは今晩も良いお酒を。 日曜日は定休日となっております。 また明日から宜しくお願いいたします。
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